【オーナーの本音】 #5

夜の繁華街で物件を貸すオーナーが、本当は静かに思っていること。

夜の繁華街で物件を持っていると、綺麗事では済まないことが多い。

実際オーナーの頭の中には、“言ったところで伝わらないから言わないだけの本音” がたくさんある。
ここでは、その本音をそのまま言語化する。

本音①

「とにかく“問題を起こさない借主”が一番ありがたい。」

夜業態のオーナーは派手な内装より、売上の自慢より、“問題が起きないこと”を一番重視している。

実際にオーナーが恐れているのは

深夜のクレーム

共用部での揉め事

ゴミ問題

近隣トラブル

無断工事

家賃滞納

これらが一度起きるだけで、ビル全体の価値が落ち、他のテナントにも影響する。

だからオーナーが本音で求めているのは、“派手でも優秀でもなく、安定していて問題を起こさない借主”。

夜の繁華街ほど、“普通に運営してくれる店”が、実は一番価値が高いと分かっている。

本音②

「売れる店より“撤退しない店”が一番助かる。」

夜業態は波が激しすぎる。半年好調でも、翌月一気に落ちることは珍しくない。

だからオーナーはこう思っている

「売上の自慢はいらないから、とにかく続けてくれ。」

長く続くテナントほど、最終的に一番“強い”。

本音③

「共用部で性格がバレる。ほぼ100%。」

共用部を見れば、その店の本性が出る。

ゴミの置き方

深夜の出入り

余計な荷物を置く癖

匂いの残し方

ここが雑な店は、店内も雑。
運営も雑。
退去も雑。

オーナーは“「共用部を見れば、その店がこの先どうなるか大体わかる。」と思っている。

本音④

「雑な不動産業者が扱う物件は、雑な扱われ方をする。」

オーナーは不動産業者にも言いたいことが山ほどある。

図面と現況が違う、質問に対して回答が噛み合ってない、返答が遅い、物件の弱点を曖昧に伝える、借主の業態を理解してない、管理状況を把握してない

こういう業者に任せると、物件の信用が勝手に削られていく。

そしてオーナーは心の中でこう思う

「お前の対応ひとつで、この物件の印象が落ちるんだぞ…。」

逆に、不動産業者がしっかりしていると、借主にも『あ、』ここはまともな物件だ” と伝わる。

つまり、不動産業者の質=物件の評価。

本音⑤

「内装の綺麗さに惑わされるな。痛い目を見たのはオーナーの方が多い。」

夜業態のオーナーほど、“内装が綺麗なだけで安心したら地獄を見る”ことを知っている。

排水が死んでる

換気が弱い

電気容量が足りない

空調が限界

これらが一つでも壊れると、深夜に緊急連絡が来てオーナーが巻き込まれる。

オーナーはこう思っている

「見た目は後で作れるけど、中身は誤魔化すと全部ツケが来る。」

本音⑥

「条件交渉より“信用できるか”の方がよっぽど価値がある。」

家賃交渉は大事。でも、オーナーが本当に重視しているのはそこじゃない。

連絡が早い

話が噛み合う

小さな約束を守る

書類が丁寧

こういう借主は信頼できる。こういう借主には条件も動かしやすい。

逆に態度が雑な借主は、例外なく 入居後も雑。

本音⑦

「退去が全てを物語る。」

退去はオーナーにとって“その店の答え合わせ”。綺麗に返す店 → 今後も紹介してもいい

グチャグチャで返す店 → 二度と関わりたくない。原状回復で揉める店 → 入居中も揉めてたはず

退去の質で、その店の本当の姿が分かる。

本音⑧

「管理が弱い物件は、どんなに良い店でも荒れる。」

深夜のトラブル、共用部、設備管理。
どれも管理会社の質が直接結果に出る。

オーナーの本音

「管理が弱い物件は、良いテナントを入れても意味がない。」

逆に管理が強い物件は、入居者の質が自然と上がり、家賃も落ちにくい。

まとめ

オーナーの本音は、派手じゃない。
でも夜の物件を守り、価値を維持するための“おそろしく現実的な視点” ばかり。

・マナー
・管理
・業者の質
・設備の中身
・退去の姿勢
・続く運営かどうか

こうした細かい部分をきちんと押さえると、夜の物件は本当に安定する。

ヨルモはその当たり前だけど、一番難しい部分を両側から支える存在として寄り添いたい。